読書:情熱プログラマー

時たま自己啓発的な本を読むのは自分の見失ったものを思い出すためだ。

私は今年初めに「今年やる100のリスト」を作成した。その中には「月に一本は論文を読む」とある。 

全く読んでいない、

「今年やる100のリスト」で達成されたのは仕事を辞めていないことと、映画を見続けることだけだ。

 

さてたまたま店頭で見かけて、アマゾンでも評判の良かった情熱プログラマーを読んだ。

情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方

情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方

 

 短編のエッセイが並んだような構成で、元サックスミュージシャンだったという作者のいうことには不思議な説得力がある。

「他に何も知らないことが、スペシャリストだって勘違いしてるんじゃないか」お気に入りのフレーズだ。

汝をレビューせよ、エレベータースピーチに備えよ、デイリーヒットにパニック日記を……とまるで自分の仕様書の書き方を教えてもらっているようだ。

日々をぼんやり生きてしまっている、という人にオススメ。Better than yesterdayの精神がほんのちょっと息づくだろう。

 

そしてLet Your Voice Be Heard(126ページから。だからブログを更新した。)